こんにちは!

SAPIO SPRINT CLUBのコーチの豊増です。

4月から通常クラスが本格始動いたします。
そこで、今後どのようなことを行っていくかを紹介しようと思います。

基本的な内容

基本的には、下記の内容のいずれかを行います。
・アップ
・動きづくり
・走り
・コーディネーショントレーニング
・筋力トレーニング
・測定
アップは最初に行いますが、それ以外は目的によって行う順番は変わります。

アップ

こちらはご存じの方もいるかと思いますが、運動する前の準備です。
筋肉の温度を上げて、ケガをしにくく、体を動きやすい状態にすることが目的です。
体操やストレッチ、軽めの運動を行います。

動きづくり

こちらはドリルとも呼ばれ、陸上競技者は必ず行うものになります。
走りに活かせるための動きを行います。
一番イメージしやすいのは、もも上げトレーニングとかですね!

走り

こちらは文字通り、走るトレーニングになります。
動きづくりで行ったことを意識して走ったり、運動量を確保するために走ったり、
また、走る距離を変えたり、走る上でルールを決めて遊びの要素を取り入れて走ったりと、
走るというトレーニングだけでも様々な種類があり、ここに陸上競技の奥深さがあると思います。

コーディネーショントレーニング

コーディネーショントレーニングとは、全身の各部位を協調して動かすトレーニング方法です。

一般的には、コーディネーション能力は次の7つに分けられます。
・反応力:合図などに素早く反応する能力
・リズム力:リズムよく動いたり、タイミングをつかんだりする能力
・バランス力:体のバランスを保つ能力
・変換力:状況の変化に応じて動きを切り替える能力
・連結能力:体全体をスムーズに動かす能力
・定位能力:障害物など、自分以外のものと自分の位置関係を把握する能力
・識別力:道具を上手に操る能力

若いうちにコーディネーショントレーニングを行うと、一般的に言われている運動神経と呼ばれる能力が向上すると言われています。

筋力トレーニング

筋肉は体を動かすために欠かせません。
やりたい動きがうまくいかないとき、単純にその動きを行うための筋力が足りない場合もあったりします。

※コラム→その技術を身に着けるためのフィジカルは足りているのか?

筋肉は運動する上で大事な要素です。
当クラブでは過度に行うことはございませんが、各個人にとって適切な負荷で筋トレを行います。

測定

当クラブでは定期的に測定会の実施を考えております。
走った際のタイム等を測定し、具体的にどのような能力が足りないか等、自分の走りをスポーツバイオメカニクスの観点からはかる指標とします。

※スポーツバイオメカニクスとは→陸上教室SAPIO SPRINT CLUBの指導方法と指導目標

今後の予定

4月5月は、コーディネーショントレーニングと走りの基礎を重点的に行おうと考えております。
こちらは、わたくし豊増コーチがメインで担当いたします。

速く走るコツを知り、速くなる子も当然いますが、実はそれだけでは確実に速くなるとは言えません。
速く走るための技術は様々あり、そして身に着けるのが困難なものもあります。
その技術を身に着けるための体を作り、きちんと継続して、何回も挑戦して、感覚を掴んでいくことが大切です。

そのための専門的なトレーニングも徐々に取り入れていきます。
6月以降は、その陸上競技の専門的なトレーニングを始めていこうと思っております。
6月7月は本間コーチがメインで担当いたします。
また、測定会は夏~秋ごろから開始する予定です。

※コーディネーショントレーニングを豊増、専門的なトレーニングを本間と決まっているわけではございません。バランスよく指導するために、メインコーチは適宜状況によって変わります。

8月以降は子供達の様子を見ながら、レッスン内容を決めていこうと考えております。

それでは、4月から一緒に楽しみながら、足を速くしていきましょう!

カテゴリー: コラム

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